離婚後のローン解決ガイド5つの秘訣
これから離婚する方、また、既に離婚した方でローンの支払いが苦しくなってきた方は、このような事態を避けるためにも、早いうちに不動産の問題を解決しておくことをお勧めします。
離婚後の住宅問題
どうしていいかわからない方、私たちにお任せください。
こんなお悩みありませんか?
- ●離婚するので、家を売って引っ越したいが、ローンが残っている
- ●離婚した元夫(妻)が知らない間にローンを滞納していた
- ●小さな子供がいるので、離婚後も今の家に住み続けたい
- ●住宅ローンの連帯保証人になっているが、離婚するので外れたい
ローンが残っていても「任意売却」なら売却できます。
二人の財産をきちんと分けて、後腐れなく別れたい。
しかし、ローンが残っているので、すぐには売れない…。
結局どうしていいかわからず、共同名義のマンションなどをそのままにして離婚される方が増えています。しかし、離婚後はお互い別々の生活が始まるので、ライフスタイルの変化から、これまでのようにローンの支払いを続けていけなくなることが少なくありません。
そのため、元パートナーに思わぬ迷惑をかけてしまったり、逆に迷惑をかけられたりというトラブルが後を絶ちません。これから離婚する方、また、既に離婚した方でローンの支払いが苦しくなってきた方は、このような事態を避けるためにも、早いうちに不動産の問題を解決しておくことをお勧めします。ローンの残っている不動産でも、「任意売却」なら、売ることができます。また、「売りたくない、離婚後も今の家に住み続けたい」という方も、後でトラブルにならないよう、名義や連帯保証の状況を確認しておかなければなりません。
離婚に関する、よくある住宅ローンのご相談
共同名義になっている住宅をきちんと離婚時に整理しておかなかったために、後になってトラブルが発生するケースが増えています。下に挙げたのは、離婚をめぐる住宅ローンの典型的なお悩みの例です。
(1)離婚した元夫(妻)が、知らない間にローンを滞納していた
離婚関連のご質問の中で最も多いのは、離婚して数年経ってから、「住宅ローンを支払い続ける約束だった元夫が、知らないうちに滞納を続けていた」という元妻の方からのご相談です。
離婚
元夫が家を出て行き、元嫁(と子供)が住み続ける。
共同名義の自宅のローンは「慰謝料代わりに元夫が支払っていく」と約束
元夫の収入減
その後、元夫の収入が減ったり、病気・再婚のために生活費が増えるなどの事情でだんだん住宅ローンの支払いが苦しくなってくる。
元夫による滞納
ローンを支払えなくなり、ついに滞納。この時点で元妻と話し合いをするのが望ましいが、恥ずかしさや申し訳無さから連絡できない人が多い。
競売
ある日突然、元妻のところへ「競売開始決定通知」が届く。
まとまった財産のない夫婦が離婚する際、元夫が慰謝料代わりに住宅ローンを支払い続けると約束をする方が多いようです。一見合理的な考え方ですが、実はこの約束が後に大きなトラブルの種になることがあるのです。 後に、リストラや病気が原因で元夫の方の収入が激減したり、再婚されて新しい家族との暮らしに思いのほかお金が必要になったりするためです。
自分はまったく住宅ローンを滞納していないのに、「競売開始決定通知」が届いた方は…
元配偶者が住宅ローンを滞納していたり、物件(今お住まいのご自宅)を担保にお金を借りたりしている可能性が非常に高いです。お早めに相手の方と連絡を取ってみてください。競売開始決定通知が届いてからでも、債権者(ローンのお借入先)との交渉で、競売を取り下げてもらえる場合があります。そして、「任意売却」で、競売より少しでも有利な条件で売却を進められます。自分の意思に関係なく強制的に退去させられてしまう競売と違い、任意売却なら引越の時期など、ある程度希望を聞いてもらえる上、引越費用を捻出できるなど、多くのメリットがあります。ただし、名義人(登記上の所有者)全員の同意がなければ、任意売却できません。元夫(妻)とは、できるだけ早く連絡を取ってください。連絡が取れなくてお困りの方は、お気軽にご相談ください。
●気持ち的な問題で連絡が取りづらい場合は、仙台任意売却相談所の相談員が間に立って話し合いの調整をお手伝いできます。
●連絡先がわからない、行方不明の場合は、弁護士・司法書士を介して解決をはかる方法もございます。
(2)離婚する(した)ので家を売りたいが、まだローンが残っている
滞納がない方でも、この先ローンの支払が難しい場合や、もう今の家に住むつもりがないので売りたい方には、やはり任意売却をお勧めしています。無理なローンを支払い続けていてやがて破綻し、競売になってしまった方から、過去に多々ご相談をいただいております。そのような事態になる前に、経済的にも精神的にも少しでも余裕のある間に不動産の問題を解決しておくことが重要です。
任意売却とは
任意売却とは、ローンが残っている住宅を、債権者(銀行など、ローンの借入先)の同意を得て売却することです。通常、ローンの残っている住宅は、残高をすべて返済してからでなければ売却できません。
【ローンの残高>物件の現在の価格】の住宅を売却したい場合は、差額を現金で用意してローンを返さなければなりません。差額が用意できない場合は、債権者(借入先)と交渉して、任意売却を行うことになります。ここで行う交渉の中身は、簡単に言えば、
- 家を売ったお金でローンの残高を返済します。
- 売れるまでの間は、今後の生活費を蓄える為、一旦返済をストップします。
- 足りない文は、分割で無理のない範囲で返して行きます。
という内容です。交渉が必要となる理由としては、
- (1)債権者(借入先)は少しでもローンを回収したいので、あまりに安すぎる価格では売却に同意してもらえない
- (2)かといって、あまりに高すぎる価格では、家がなかなか売れない
【例】ローン残高2,200万円
住宅の価格1,500万円の場合
という相反する事情があるためです。他に、引越の費用を確保したり、退去の時期を調整してもらったり、残りのローンをどうやって返済していくかといったことについても話し合います。残ったローンの返済方法については、かなり柔軟に相談に応じてもらえる場合が多いですが、金融機関によっては、返済計画の提出を求められる場合もあります。「家を手放してローンを返さなければならないということは、競売と同じなのでは?」と思われるかもしれません。ところが、競売と任意売却では、精神面でも経済面でも大きな違いがあります。
競売のデメリット
- 相場よりもかなり安く落札されるので、
家を失ってもなお多くの債務が残る - 残債務の返済方法を交渉できない
- 落札者の都合で立ち退きを迫られる
- 競売物件として新聞やチラシで公開されるため、
近所に知られてしまう - 立ち退き料などはもらえない
- 先行きが見えず、心理的な負担が大きい
競売のメリット
- 相場に近い価格で売却できるため、
残債を少なく圧縮できる - 交渉により、少しずつ無理なく返済できる
- 引越時期など、ある程度希望を聞いてもらえる
- 秘密主義で対応
ご近所に事情を知られることはない - 30万円〜50万円の引越代を手元に残せる
- 前向きな気持ちで、計画的に新生活の準備ができる
競売と任意売却のもっとも大きな違いは、少しでも有利な条件で売却できるよう金融機関と話し合うことができる点です。また、売却後の残債についても、無理なく返済できるよう交渉できます。さらに、引越の時期などの相談にも応じてもらえることがほとんどですから、前向きな気持ちで、計画的に新しい生活の準備を始められるのです。
任意売却の流れ
ご相談いただいてから、任意売却が成立するまでにかかる期間は平均で3〜6ヵ月程度です。ただし、債務の状況やご家族の都合などにより、大きく異なりますので、あくまで参考程度とお考えください。
1. 電話・メール相談
専門の相談員が、年中無休で相談を承ります。土・日・祝日ももちろん対応します。
2. 面談
弊社来店相談、又は相談員がお伺いして、詳しい内容をご説明します。
3. 物件の査定
ご自宅の査定を行います。
4. 債権者との話し合い
あなたに代わって、借入先と話し合いを行います。
5. 任意売却成立
買主が見つかれば、契約。これで任意売却の手続きはすべて終了です。
円満
解決